iKeeper(アイキーパー:出張修理スタッフ)が使用している工具類の紹介(iPhone出張修理のあいりぺ)

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全国29都道府県でiPhoneオンデマンド出張修理を展開しているあいりぺ(iRepairs Lab)です。

スマートにスケジューリングして、速やかにiPhoneの故障を直しましょう!

ということで、、、

久しぶりの更新となりましたが、私たちiKeeper(アイキーパー:出張修理スタッフ)が、修理時に使用している工具類などのツールをご紹介します。(そこそこ長文です…)

 

iPhoneに使用されるネジは、約2ミリほどの非常に小さなネジで固定されていることがほとんどですが、粘着テープなどで接着されている部品もあるので、様々な工具を使い分けて、お客様のiPhoneを修理していきます。

 

それでは、見ていきましょう!!

 

まずは、アタッシュケースです。
iKeeperによっては、アタッシュケースの種類が異なりますが、基本、ロゴの入った黒樹脂製のアタッシュケースを使用して、この中に全ての工具類と交換用部品を収納しています。

あと、iKeeperは必ず認定証を持っているので、お客様との待ち合わせの際に提示します。

次に、アタッシュケースの内部です。

様々な工具類や交換用部品が収納できる大容量かつ軽量なアタッシュケース。

工具類を蓋側に収納できるよう、ゴムバンドで固定できるようになっています。

ちなみに、このスペースをどのように使っているかはiKeeper次第ですので、今回は代表の河合が使用しているアタッシュケースの中身を見ていただいています。

使いやすく、定位置管理をしているようです。

もう少し細かく見ていきます。まずは蓋側。

ここには主に、作業マットや工具類などを収納しています。

(ショップカードやケーブルも収納できます)

本体側は、各種交換用部品を始め、ダスターやモバイルバッテリー、ケーブル、作業用手袋など収納しています。

 

次に、工具類を下の写真と番号を照らし合わせながら見ていきましょう!

 

①保護メガネ

ガラス割れのパネルを交換する際に、ガラスの破片が目に飛んでくる時があるので、目を保護するメガネ

 

②作業マット(マグネットマット)

普通の作業マットではなくマグネットマットでできているので、小さなネジがこのマットにくっつきます。私たちは夏場、カフェのテラス席などで修理を行ったりすることが多いため、風などでネジや小さな部品が飛ばされないよう、このようなマグネットマットを使用しています。(磁力の強さは、家庭で使われるような通常の磁力のレベルです)

 

③吸盤

ガラスパネルを本体から持ち上げて開ける際に使用。

 

④星型特殊ドライバ

ライトニングコネクタの両側にあるペンタローブという星型の特殊ネジ専用のドライバ。

 

⑤Y型特殊ドライバ

iPhone7シリーズから必要になるY型のドライバ。時計のネジなどに使われることの多いネジです。

 

⑥プラスドライバ(#00)

iPhoneを開けるとほとんどのネジは+なので、このドライバを一番多用します。

 

⑦マイナスドライバ(-2.5)

ほとんど使いませんが、水没修理などで基板を取り出す必要がある場合に使用します。(後は、ヘラの代用としても使用)

 

⑧ピンセット

小さな部品などをピックアップする際に使用。

 

⑨極薄金属ヘラ

粘着テープで部品が固定されている場合は、この金属製のヘラで慎重に剥離します。

 

⑩ブラックスティック(絶縁スティック)

金属コネクタなどを外す際に使用します。

 

⑪ブルーススティック(絶縁スティック)

金属コネクタなどを外す際に使用します。

 

⑫バッテリー剥離用ヘラ

バッテリーを本体から剥離する際に使用します。

 

⑬フレーム歪み矯正ツール

画面割れなどの場合の多くは、落下による損傷なので、iPhoneのフレームが内側に凹んでることがありますが、この凹みを矯正しないと、最後にiPhoneのフロントパネルが閉まりませんので、専用のツールを使用します。

 

⑭ダブル吸盤式オープニングツール

吸盤と同じ役割を果たしますが、個体差で通常の吸盤では開けにくい際は、このツールを使って簡単に開けることができます。女性のiKeeperもいますので、力のない方でも安心です。

 

他にも、「接点復活剤」「無水エタノール」「極細綿棒」「クレジットカード端末機」「領収書」「釣り銭」「クリーニングクロス」などもアタッシュケースに入れて、皆様からのiPhone修理依頼を待っております。

 

最後に、画面割れや液晶不良などに行う、フロントパネルを少しだけ。

フロントパネルは、「ガラス」「液晶」「バックライト」が一体になったものを用意し、ホームボタンやインカメラなどの部品を新しいフロントパネルに移植するという作業を行っております。

(なので、割れたガラス面だけの交換は不可能です。ガラスと液晶は、赤外線(UV)硬化接着剤で接着されていて、剥がすのが非常に技術と時間を要するので。)

また、私たちが修理するとAppleの保障は受けられなくなりますが、その代わりあいりぺがずっと保証するという「生涯保証」を日本初で導入しておりますので、ご安心ください。

そして、フロントパネル裏側の左下には、弊社のロゴスタンプが押してありますので、あいりぺで修理したということがすぐにわかるようになっています。(自信と責任感の表れです!)

 

ということで、いかがでしたでしょうか?

このような工具類を場所によって使い分け、修理しています。

 

余談ですが、先日、「BIC iPhone正規サービスプロバイダ」に行ってiPhone7 Plusの本体交換をする為、予約せずに14時に行って予約番号を受け取り、17時30分再来店、本体交換の手続きで50分かかりました…。(いわゆる「りんごループ」という症状に陥ってしまい、あいりぺでも対応できなかったので…)

なんて無駄な時間と労力…。

周りのお客様も「写真消えちゃうの?!」「バックアップしてないから出直します…」「料金高っ!」なんて言葉が聞こえ、あいりぺをその場で教えてあげたいくらいでした(笑)

 

(以下、宣伝)